ビートルズ アルバム「レットイットビー」全詞

ーートゥ・オブ・アス--

レノン「チャールズ・ホートリーとデフ・エイズの「ピグミーをホる」です。
    第1節でドリスがイクよ。」

僕ら二人はあてどなくバイクを走らせ
誰かが必死で稼いだ金を
浪費しながら
君と僕で日曜のドライブ
行くところなどない
家に向かってるんだ
家に帰る途中だ
家に帰る
家に帰るんだ

僕ら二人は絵葉書を送る
手紙を書いて
壁に貼るんだ
君と僕は火のついたマッチ棒
持ち上げるクレーン
家に向かってるんだ
家に帰る途中だ
家に帰る
家に帰るんだ

(繰り返し)
君と僕には思い出がある
この先長く続く道よりも
ずっと長いんだぜ

僕ら二人はレインコートを着て
太陽の下で
身をかがめて立っている
君と僕は紙幣を追い続けたが
どこにも行けなかった
家に向かってるんだ
家に帰る途中だ
家に帰る
家に帰るんだ

(繰り返しから)

家に帰る所さ
信じておくれ
さようなら

 

ーーディッグ・ア・ポニーーー
レノン「OK。1-2・・」
リンゴ「待った!」
ジャン♪
レノン「(鼻をすすって)1-2-3」

僕は、僕はね、ポニーが好きなんだ
何でも好きなものを褒めればいい
そうさ、好きなもの何でも褒めていいんだ

僕は、僕はね、無謀運転なんだ
どこでも行きたいところにつき進めばいい
行きたいところどこでも突き進めばいいんだ

(繰り返し)
言っただろ
僕が欲しいのは君だけだ
君のしたいように何でもやればいい
なぜなら・・・

僕は、僕はね、月の犬を拾う
自分の中のすべてを発散してごらん
そう、すべて自分の中を発散してごらんよ

なあ、ローリング・ストーンズ
ビートルズを真似たっていいんだぜ
そう、みんな知ってるから真似してもいい

(繰り返し)

僕は、僕はね、風が吹くのを感じる
見えるものを何でも目指せばいい
そう、何でも見えるものを目指してみろよ

僕は、僕はね、ひとりぼっちの寂しい男
漕ぐ船をなんでもシンジケートできるよ
そうよ、何でも漕ぐ船をシンジケートできるんだ

(繰り返し)

レノン「有難うブラザー、寒くてコードが弾けないよ」

 

ーーアクロス・ザ・ユニバースーー
言葉が紙コップに降り注ぐ雨のようにあふれ出ている
次々とすべり出て過ぎていく、宇宙を越えて
悲しみの水たまり、喜びの波が開かれた心を通して
漂流しながら僕をとらえ愛撫している
Jai guru dava om
僕の世界を変えるものは何もない

百万の目のように僕の前で踊っている壊れた光のイメージが
僕を何度も呼んでいる、宇宙を越えて
考えはやまない風の如くあてもなくさまよう
郵便受けの中で行きたい方に盲目的に転がる
宇宙を越えて
Jai guru dava om
僕の世界を変えるものは何もない

笑い声と人生の影が開かれた心の中で鳴っている
僕を揺り起こし、誘っている
百万の太陽のように僕の周りで輝く限りのない不滅の愛が
何度も僕を呼ぶよ、宇宙を越えて
Jai guru dava om
僕の世界を変えるものは何もない
Jai guru dava om・・・・・

 

ーーアイ・ミー・マイン--
一日中、自分の事、自分の事ばかり
一晩中、自分の事、自分の事ばかり

そこから逃れるのを恐れて
素顔を隠しながら
強がってるふりをしてる
でも一日中自分のことしか考えていない

自分の事ばかり
自分の事ばかり
自分の事ばかり
自分の事ばかり

聞こえてくるのは自分たちの事ばかり
流す涙は自分たちのためばかり

偽ることは恐れず
自分の事を口にして
ワインよりもその方が多いくらいだ
一日中自分のことしか考えていない

自分の事ばかり
自分の事ばかり
自分の事ばかり
自分の事ばかり

 

ーーディッグ・イットーー
ライク・ア・ローリング・ストーン
ライク・ア・ローリング・ストーン
ライク・ア・ローリング・ストーン

FBIやCIAみたいに
そしてBBCやB・B・キングみたいに
そしてドリス・デイみたいに
マット・ボスビーみたいに
楽しもうぜ、楽しもう、楽しめ・・・

レノン「ジョージ・ウォントの『キャン・ユー・ディッグ・イット』でした。
    次は『ほら、天使がやってきた』をお聴き下さい」

 

ーーレット・イット・ビーーー
自分が悩んでると悟った時
聖母マリアが来て下さり
賢者の御言葉を話される
心のままに

そして闇の中にいる時
彼の方は私のすぐ前に立たれて
賢者の御言葉を話される
心のままに

心のままに
心のままに
心のままに
賢者の御言葉を話される
心のままに

そして心が傷ついた人々が
この世界を共有する
答えは自ずからあるだろう
心のままに

離れ離れになっていても
再会の時が来るだろう
答えは自ずからあるだろう
心のままに

心のままに
心のままに
心のままに
答えは自ずからあるだろう
心のままに


そして夜、曇っていても
私を照らす光がある
明日まで輝け
心のままに

音楽で目が覚めると
聖母マリアが来て下さる
賢者の御言葉を話される
心のままに


(訳注:

"Let it be."-とは、間違いなく『新約聖書』「ルカによる福音書」(1-38)にある、天使ガブリエルより神の子を身ごもったと告げられたときの聖母マリアの言葉、
"And Mary said, "Behold, I am the servant of the Lord; let it be to me according to your word." And the angel departed from her."  English Standard Version
(テキストによっては"May it be done."とも訳されている。)
「そしてマリアは言った。ああ、私は主のしもべでございます。私の身は、天使様のお言葉の通りに。...そして天使はマリアの元を去った。」
による。

 

ーーーマギー・メイーー
おー、汚ねえマギー・メイ、やっとこ町から追い出した
これでライム通りをうろつくこともあるまい
出稼ぎの人からお金を奪った罪で彼女は有罪になったんだ
汚ねえ強盗のマギー・メイさ

これはリバプールであった話で、僕は町に戻されて
週休2ポンド10セントで働かされてた時さ

 

ーーアイヴガッタフィーリングーー
感じるんだ
心の内側の感情を
そうさ、そうなんだ
感じるんだ
隠せない感情を
隠せない、できないんだ
そうさ、そうなんだ
感じるぜ

お願いだから信じておくれ
列車に遅れたくないんだ
そうさ、そうなんだ
もし僕を置いてきぼりにしても
遅れやしないよ
しないよ、しないね
そうさ、そうなんだ
感じるぜ、そうさ
感じるよ

何年も考えてきた
それがどんなものなのか
誰も教えてくれない
僕が探していたのは君みたいな人だけだったんだ

感じるんだ
気になっている事さ
そうさ、そうなんだ
感じるんだ
みんなが知ってる事だよ
そうさ、そうなんだ
感じるぜ

 

誰もがしんどい年を送り
誰もがいい時をすごし
誰もが夢精を経験し
誰もが日差しを見た
そうさ、そうなんだ

誰もがいい年をすごし
誰もが髪を下まで伸ばし
誰もが頑張って
誰もが本気だった
そうさ

感じるんだ(誰もがいい年をすごし)
心の内側の感情を(誰もがしんどい時を送り)
そうさ(誰もが夢精を経験し)
そうなんだ(誰もが日差しを見た)

感じるんだ(誰もがいい年をすごし)
隠せない感情を(誰もが髪を下まで伸ばし)
隠せない(誰もが頑張って)
できないんだ(誰もが本気だった)
そうさ、そうなんだ
感じるぜ(そうさ)

レノン「何てこった、、超ハードだぜ」

 

ーーワン・アフター909--
僕の彼女は909番の次の列車で旅に出るというんだ
僕は一緒に旅に出るからもっとつめてくれよって言ったんだ
一回そう言って二回つめてもらったんだ
ねえ、ベイビー、冷たくするなよ
909番の次の列車で僕も旅するよ

彼女に行かないでくれって膝をついて頼んだんだ
でも君は僕をあしらって適当にしてるんだ
一回そう言って二回つめてもらったんだ
ねえ、ベイビー、冷たくするなよ
909番の次の列車で僕も旅するよ

バッグを持って駅まで走ったんだ
すると駅員が言うには列車番号を間違えてるって
だからバッグを持って正しい駅に走ったんだ
すると列車番号を間違えてるのに気づいた


ジョンとポール「ダニー・ボーイ、あの夏が呼んでいる♪」

(訳注:ラストは原曲通り「パイプが呼んでるよ」と訳してる物もあるが、
 聴いたら明らかにthat summerと言ってるので「あの夏」にした)

 

ーーザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードーー
長く曲がりくねった道が
君のドアへと導いてくれる
それは決して消えることがない
前に見たことがある道なんだけど
いつもここに導いてくれる
君のドアにも導いておくれ

荒くれた風の強い夜
雨が洗い流していった
一日泣いた涙のプールを
残して行った
なんで僕をここに置き去りにしたの?
行き場所を教えておくれ

何度もひとりぼっちで
何度も泣いた
どうしたって君にはわかるまい
色んなことを試したんだよ

でもまだ僕を戻してくれる
長い曲がりくねった道へ
君は僕をここに置き去りにした
ずっとずっと前に
ここで待たせないでほしい
君のドアへと導いておくれ

 

ーーフォー・ユー・ブルーーー
ジョン「FBI大麻を吸うなという女王の言だ」

君が可愛くて素敵だから
好きなんだ
君が可愛くて素敵だから
本当さ
今まであったどの子よりも
君が好きさ

朝になると君に会いたい
好きだよ
どんな瞬間にも君に会えないと
悲しくなる
一瞬一瞬を
君のために生きてるんだ

(歩け、キャット・ウォークで
 行けジョニー行け
 よくある12小節のブルースさ
 こんな曲じゃエルモア・ジェームスも形無しさ)

君を初めて見た瞬間から
ずっと好きさ
君が僕を見て
それだけで恋に落ちた
今感じるのは
君が同じ感じでいてほしいな

君が可愛くて素敵だから
好きなんだ
君が可愛くて素敵だから
本当さ
今まであったどの子よりも
君が好きさ

そう、リズムアンドブルースさ

 

ポール「ロレッタ」
ジョン「愛しのロレッタ・ファートは自分が掃除機だと思っていたが、本当はフライパンなのさ」
ポール「愛しのロレッタ・マ・・」
ジョン「ピックを取って・・・あ、ピックは指の間にあった」
ポール「オー僕に」
ジョン「OK」

ーーゲット・バックーー
ジョージョーは、自分が独り者だと思っていたが
長くは続かなかった
ジョージョーはアリゾナ州ツーソンの家を出て
カリフォルニアの草原を目指した

戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ
戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ
戻れよ、ジョージョー

戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ
戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ
戻れよ、ジョー

可愛いロレッタ・マーチンは自分が女だと思っていたが
実は男だったのさ
周りの女の子は自業自得だと言うが
今のうちに男になってしまう

戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ
戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ
戻れよ、ロレッタ

戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ
戻れ、戻れ、元居た場所に戻れよ

ポール「ありがと、モー」
ジョン「バンドを代表して皆様にお礼申し上げます。オーディションに受かるといいですね」
(笑)