ビートルズ アルバム「アビーロード」全詞

ーーカム・トゥギャザーーー

古い空母に乗って
奴は楽しそうにやってきた
目をギラギラ輝かせて
聖なるロックンローラー
髪を膝まで伸ばして
ジョーカーになって好きな事をやってるだけ

次の奴は靴磨きをしないで
裸足でサッカーをしている
汚れた手先で
コカインを打ちながら言うには、
「俺はお前と知り合いだ」
俺がお前に言えることは自由にしていいって事
一緒にやろうぜ、今すぐに、俺とな

次の奴はバギズムで
セイウチの恰好をして
小野洋子と一緒にいたが
背中に怪我させ
膝まづいて頼むには
「ひじ掛け椅子で君を抱けば何の病気かわかってもらえる」
一緒にやろうぜ、今すぐに、俺とな

次の奴はジェットコースターに乗って
急いじゃ危ないぜって言う
汚れた水を麻薬で浄化するんだ
そして「1+1+1で、3人だ」と言う
奴が男前なのは滅多にお目にかかれないからだ
一緒にやろうぜ、今すぐに、俺とな

 

ーーサムシングーー
彼女のふるまいが
他の女の子にはない魅力で惹きつける
僕に甘えてくると
彼女と別れたくない
どれほど信じてるかわかるよね

彼女がほほ笑むと
僕に他の恋人は必要ないってわかってるようだ
彼女の仕草で
彼女と別れたくない
どれほど信じてるかわかるよね

君は僕の恋が上手くいくのかと訊くけど
わからない、わからないよ
そばにいたら分かるかもしれないが
僕は分らない、わからないよ

どことなく彼女もわかってる
僕は彼女を想っていればいいだけだ
彼女が見せる態度で
僕は彼女と別れたくない
どれほど信じてるかわかるよね

 

ーーマックスウェルズ・シルヴァー・ハンマーーー
ジョーンは変わってて
家で超常科学の勉強をしてた
夜遅くまで試験官とにらめっこしてたんだ
マックスウェルズ・エジソンは医学を専攻してて
ジョーンに電話する
「一緒に映画を見に行かないかい、ジョーン?」
でも彼女が行こうとすると
ドアをノックする音がする

バン、バン、マックスウェルの銀のハンマーが
彼女の頭に降り降ろされた
バン、バン、マックスウェルの銀のハンマーが
確実に彼女を死に至らしめたんだ

学校に戻ってマックスウェルは悪ふさけしてた
女教師はイライラして
不愉快な事が無いように願ってる
彼女はマックスに放課後残るように言った
彼はその通りした
(笑い)50回も反省してますと書かされた
でも彼女が振り返ったら
忍び寄って来て

バン、バン、マックスウェルの銀のハンマーが
彼女の頭に降り降ろされた
バン、バン、マックスウェルの銀のハンマーが
確実に彼女を死に至らしめたんだ

警察31番が「犯人を捕まえた」と言った
マックスウェルは被告席に立ち
事件の絵図を描いていた
ローズとヴァレリーが被告席から叫ぶ
「無罪放免にすべきだ」(マックスウェルを釈放して)
裁判官は賛成せずにそう告げようとすると
それを言葉にする前に
後ろから物音がする

バン、バン、マックスウェルの銀のハンマーが
彼の頭に降り降ろされた
バン、バン、マックスウェルの銀のハンマーが
確実に彼を死に至らしめたんだ

銀のハンマーが

 

ーーオー・ダーリンーー
おお、ダーリン
信じておくれ
君を決して傷つけたりしないよ
僕の言うことを信じておくれ
君を決して傷つけたりしないと

おお、ダーリン
君にふられたら
僕は一人じゃやって行けないよ
僕の頼むことを信じておくれ
ひとりぼっちにしないでおくれ

(繰り返し)

僕の事なんか
もう必要ないって言われたら
わかるだろう
僕は倒れかかって泣くだろう
僕の事なんか
もう必要ないって言われたら
わかるだろう
僕は倒れかかって死ぬだろう

おお、ダーリン
君にふられたら
僕は一人じゃやって行けないよ
僕の言うことを信じておくれ
君を決して傷つけたりしないと
信じてよダーリン

(繰り返し)

おお、ダーリン
信じておくれ
君を決してがっかりさせないよ
おお、信じてよダーリン
言うことを信じておくれよ
君を決して傷つけたりしないと

 

ーーオクトパス・ガーデンーー
海の底に行きたいよ
タコさんのお庭にひっそりと
僕等の状況を知って招き入れてくれる
タコさんの庭にひっそりと

友達を誘って見に来てもらうよ
僕のいるタコさんのお庭を
海の底に行きたいよ
タコさんのお庭にひっそりと

外は嵐でも海の下は暖かい
僕らは波の下の小さな隠れ家にいるから
海のベッドの上に頭をもたげて
洞窟の近くのタコさんのお庭にいる

歌ったり踊ったりするんだよ
だって見つかりっこないからね
海の底に行きたいよ
タコさんのお庭にひっそりと

叫んだり泳ぎまわったりするよ
波の下のサンゴの間を
男も女も何て楽しいんだろう
幸せで安全だとわかってるから

僕らはとても幸せ、君と僕も
何かしなけりゃなんて誰も言わないよ

海の底に行きたいよ
タコさんのお庭にひっそりと
タコさんのお庭にひっそりと
タコさんのお庭にひっそりと

 

ーーアイ・ウォント・ユー--
君が欲しい
死ぬほど欲しいんだ
君が欲しい
死ぬほど欲しいんだ
気が狂うほど、気が狂いそうだ

君が欲しい
死ぬほど欲しいんだ

君が欲しい
死ぬほど欲しいんだ
気が狂うほど、気が狂いそうだ

あの子は
ヘビーだ
とてもヘビーだ

 

ーーヒア・カムズ・ザ・サン--
陽が照ってきたぞ、陽が照ってきた
よし、いい感じだ

ねえダーリン、寒くて寂しい冬だったけど
ねえダーリン、ここに来てから何年も経つようだね
陽が照ってきたぞ、陽が照ってきた
よし、いい感じだ

ねえ君、皆の顔が笑顔になるよ
ねえ君、ここに来て何年も経つみたいだ
陽が照ってきたぞ、陽が照ってきた
よし、いい感じだ

太陽がここに来た
太陽がここに来た
太陽がここに来た
太陽がここに来た
太陽がここに来た

ねえ君、氷がゆっくり溶けていく感じがするね
ねえ君、晴れの日から何年も経つようだね
陽が照ってきたぞ、陽が照ってきた
よし、いい感じだ


陽が照ってきたぞ、陽が照ってきた
いい感じだ
いい感じだ

 

ーービコーズーー
なぜって地球が回っているから
目が覚めるんだ
地球が回っているからさ

何故って風が強いから
僕の気も変わるんだ
風が強いからさ

愛は古く、しかも新しい
愛はすべてで、しかも君なんだ

なぜって空が青いから
泣きたくなるんだ
空が青いからさ

 

ーーユーネヴァーギヴミーユアーマネーーー
君はお金を一銭もくれない
ただ変な紙きれを出して
交渉しようとするが
途中でやる気を無くしちまう

君には電話番号を教えないよ
僕の状況がどうだか教えるだけさ
調べ物をしているんだが
途中でやる気を無くしちまうんだ

大学をさぼって金使っちゃった
将来もない、家賃も払えない
お金は全部使い果たし
行くところもない

仕事のある奴は袋を持参し
月曜の朝に戻って来る
黄色のトラックはゆっくりと
行く宛もない

でもこのおかしな気分
行く宛もない
このおかしな気分
行く宛もない
行く宛もないんだ

素敵な夢を見よう
カバンを持ってリムジンに乗り込むんだ
すぐここから出て行ける
アクセルをふかして涙を拭き取ろう
素敵な夢が今日実現する
今日実現する
今日実現する

1,2,3,4,5,6,7
いい子は天国に行く
1,2,3,4,5,6,7
いい子は天国に行く・・・・

 

ーーサン・キングーー
太陽王が来たよ
太陽王が来たんだよ
みんな笑ってる
みんな幸せだ
太陽王が来たんだよ

(↓スペイン語ポルトガル語、イタリア語のごちゃ混ぜで意味はない)
クワンド・パラムーチョ・ミアモーレ
デ・フェリーチェ・カラゾン

ムンド・パパラッチ・ミアモーレ
チカ・ヴェルディ・パラソル

クウェスト・アブリガード・タンタムーチョ
ケ・カニーテ・カルーセル

 

ーーミーン・ミスター・マスタードーー
みすぼらしいマスタード氏は
公園で寝て暗闇で髭を剃り
お金を節約してるんだ
道路際の穴で寝てるんだ
服を買うために金を貯め
10シリングの硬貨を鼻に詰めてる
そんなみすぼらしい爺さん
そんなみすぼらしい爺さん

彼の妹のパムは店で働いて
休んだ事がない
彼を連れて女王を見に行ったんだ
彼が初めて行った場所だよ
ずっと大声で罵ってたんだ
そんな汚い爺さん
汚い爺さん

 

ーーポリシーン・パンーー
そう、ポリエチレンのパンさんに会うといいよ
すごく美人なんだが男みたい
そうさ、ヤクでいってポリ袋をかぶってる時は
見ものだぜ
そう、ポリエチレンのパンさんに会ってみろよ
イェーイェーイェー

ジャックブーツとキルトを着て
ヤクに酔いしれてる
刃物を持って彼女はまるで
殺人鬼みたいだ
ワールドニュースで話題になるほどの女だよ
そうよ、君も彼女が魅力的だと言うよ
イェーイェーイェー

 

ーーシーケイムスルーザバスルームウインドウーー
彼女は風呂場の窓から入ってきた
銀のスプーンに守られて
でも今じゃビーチの土手で親指をしゃぶりながら
考え事をしてるのさ

誰も彼女に言わないのか
誰も知らないのか
日曜日の電話は月曜にかかってきて
火曜日の電話は僕にかかってくる

彼女は自分がいつも踊り子なのよって言ったんだ
一日に15のクラブで踊ってた
それで僕の意見を知ってるつもりだったが
僕には答えられないってわかってたのさ

だから僕は警察を辞職して
安定した仕事に就いたんだ
それで彼女は僕に最善を尽くしてくれた
彼女は盗みはできても逃げられなかったんだ

誰も彼女に言わないのか
誰も知らないのか
日曜日の電話は月曜にかかってきて
火曜日の電話は僕にかかってくる
オーイェー

 

ーーゴールデン・スランバーーー
かつてはあった、家に帰る道が
かつてはあった、家に戻る道が
おやすみ愛しい人よ、泣かないで
子守唄を歌ってあげるから

黄金のまどろみが君の目を覆う
微笑みが君の目を覚ますよ
おやすみ愛しい人よ、泣かないで
子守唄を歌ってあげるから

かつてはあった、家に帰る道が
かつてはあった、家に戻る道が
おやすみ愛しい人よ、泣かないで
子守唄を歌ってあげるから

 

ーーキャリー・ザット・ウェイトーー
少年よ、君はその重荷を背負うんだ
重荷を背負うんだ、これから先長く
少年よ、君はその重荷を背負うんだ
重荷を背負うんだ、これから先長く

僕の枕はあげないよ
代りに招待状を送ろう
パーティーの途中で
僕はぶっ倒れる

少年よ、君はその重荷を背負うんだ
重荷を背負うんだ、これから先長く
少年よ、君はその重荷を背負うんだ
重荷を背負うんだ、これから先長く

 

――ジ・エンドーー
オーイエ、オーライ
今夜、僕の夢に出てくるのかい?



最後には
君が受ける愛が
君の差し出す愛と
同じになるんだ

(10秒の沈黙)

 

ーーハー・マジェスティーーー
女王陛下は素敵な女性
けどあまり話をしないよ
女王陛下は素敵な女性
けど日々変わっていくんだ

彼女にとても愛してるって言いたいけど
沢山ワインを用意しなくちゃね

女王陛下は素敵な女性
いつか僕の彼女にするよ
いつか僕の彼女にするんだ